こんにちは。数年前出会い系アプリを利用し、さんざんな目にあったゆかりといいます。
実は当時、彼氏はいたのですが、エッチの相性がどうも合わず、エッチ目的で出会い系を利用しました。相手の顔写真とプロフィールを見て、気軽に会う約束をしたわけですが、そこで一生忘れない大変な思いをしました。
出会い系でわたしが体験した出来事とは…若くてイケメンの男性と知り合い、もちろんエッチ目的で会う約束をしました。
しかし実際は、写真とは全く違う、デブでハゲ散らかした中年が待ち合わせ場所に。終わった…と思う私をよそに、その方はどんどん私に近づいてきます。
今回は、出会い系アプリを利用する際の注意点やリスクについて、体験談を語りたいと思います。
出会い系体験談を語ってくれた女性の詳細プロフィール | |
ニックネーム | ゆかり |
現在の年齢 | 27歳 |
利用した出会い系サイト | YYC |
当時のプロフィール | 25歳、看護師、150cm、なぜか筋肉質、目は大きいけど鼻も口も顔も結局全部でかい |
相手のプロフィール | 50歳、職業不詳、160~170cmくらい、とにかく太っている、頭髪がさみしいことになっていて、年齢相応 |
この体験談は、こんな人に読んでほしい | 男性に会う事を目的で出会い系を利用している女性 |
この体験談で、なにを伝えたい? | 出会い系で男性と出会うことのリスク、注意すべき点 |
目次
彼氏とはエッチの相性が悪い!だから出会い系でセフレを探した
当時の私には、数年付き合っていた彼氏がいました。しかし、彼はフリーターで夢追い人。とても結婚できそうな相手ではありません。おまけに、エッチの相性も今一つ。
私は当時、看護師で夜勤もしていましたので、仕事のストレスもあり、マンネリ化していた彼との関係にも疑問を持ち始めていました。
ただ、自分の意思で別れるという選択には踏み出すこともできず…。様々な欲求不満を抱えて過ごしていたわけですが、そんな折に、ある方法が私の頭に浮かびました。
そうだ。セフレを作ってしまえば、性欲は満たされるんじゃないのか?しかも、あわよくばそこでいい人がいたら、その人に乗り換えちゃったらいいんじゃないのか?
そんな思いを抱くようになり、私はさっそく、出会い系アプリYYCに登録しました。
数年前のYYCは、自分のプロフィールを登録したら、男性の写真が一覧になっているページへ飛び、よさそうな人にいいねを押したり、メッセージを送ってコミュニケーションをとったりするシステムになっていました。
既婚者かもしれない!でもいい。セフレを探しているだけだから
YYCを初めて数日後。ある一人の方の写真が目に留まりました。写真を見る限り、白いシャツが良く似合う、さわやか系イケメンでした。
すぐにいいねボタンを押して、その人のプロフィール画面へ。年齢は30代で、会社勤め。年収もかなりもらっているようでした。
さっそく私はメッセージを送り、そこから会話のやりとりが始まりました。
彼は、県外から仕事の転勤でここにやって来て、友人がいないこと、家族もいないから話し相手がほしいことなどを私に話してくれました。
こんなにかっこよくて30代で独身なわけないよな…もしかして既婚者かな?と思いつつも、私はセフレ探しに出会い系に登録しているわけですから、それはそれで構わないと思っていました。
そしてメッセージのやり取りの中で、彼からついにデートのお誘いが。エッチ目的の私としては会ってヤレれば良かったのですが、まずはお近づきになるところから…と思い、そのお誘いを快諾しました。
デート当日。ルンルン気分で待ち合わせ場所に向かう私に、悲劇は起こりました。
想像と違う!本当に30代?声がおっさん
とある田舎の駅前で待ち合わせをしました。私以外に人は誰もいませんでした。しばらく待っていると、彼から着信が。
彼と電話するの初めてだな…と思いつつ、ドキドキしながら電話に出てみると、「ゆかりちゃん!?ごめんね(ハァハァ)…仕事終わって今走って向かってるんだけど(ハァハァ)…もう少しでつくから待っててね(ハァハァ)…」
なんか、予想してた声と違う。話し方も違う。一抹の不安が私の脳裏をよぎります。
きっと、息を切らして走って向かって来ているんだろうということはわかるんですが、なんとなく声の感じが、30代のイケメンというよりは、中年のそれを彷彿とさせ、嫌な予感がします。
ハゲてる
いや、でも、声だけじゃわからないし!と自らを励ましながら、待つこと数分。遠くから「ゆかりちゃ~ん!」と叫びながら、走ってくる男性の姿が見えました。
その姿は、かなり太めのフォルムで、走るスピードもめちゃめちゃ遅く、挙句の果てにはただでさえさみしい頭髪が汗で濡れて大惨事になりながら、どんどん私に近づいてくるじゃないですか。
予感的中…そんなことを思っている間に、男性は私の眼前に。
「ごめんね!待ったよね!お待たせ!ごめんね!どこいこっか!ごはんでも食べる!?ごめんね!」なんとまあ早口なこと。私は唖然としてしまい、言葉を発することができません。
エッチの誘い
記憶が定かじゃありませんが、確か近くの飲食店に連れて行かれ、彼の話を延々と聞き続けている状態に。
ショックからしばらく経って、やっと私から、勇気を振り絞って、「お写真とずいぶん違いますね…」と声をかけると、「うん!だって、本当のこと載せたら誰も会ってくれないからね!」と、悪びれもせず言いました。
もう、私は気が遠くなってきています。エッチどころか、もう一緒にいるこの空間が耐えられない…。お店を出て、もう帰らせてもらおう…と思い、さよならしようとした時。
「ねえねえ、ゆかりちゃんて、エッチなこと好きなんだよね?(ハァハァ)」
「ちょっと休んでいかない?ラブホテル…とかさ!(ハァハァ)」
さっきの息切れとは違う種類の息遣い。まずい。これはまずい。
イケメンとやりたい
エッチ目的だけど私はイケメンとヤリにきたんだよ!と心の中で叫びながら、「明日朝早いから…また今度ね」と言うと、右腕をがしっとつかまれ、「え~?いいじゃん、行こうよ~(ハァハァ)」…。
とっさにキャー!!と叫んでしまい、思いっきり腕を振り払ってダッシュしました。
逃げながら後ろを振り返ると、ポカーンとした表情でこちらを見ている彼の姿が。幸いにも追いかけてこなかったので、何とか逃げ切ることができました。
着信とメッセージの嵐!電話を着信拒否、ラインをブロックして縁を切る
後日談ですが、彼からたび重なる着信と、メッセージの数々がやってきました。これほどまで、電話番号とラインを教えてしまったことを後悔する日が来るとは思いませんでした。
当然着信拒否、ラインはブロック。YYCのページ上でも彼をブロックし、何とか縁を切ることができました。
彼氏を裏切って、セフレを探そうなんて馬鹿なことをしたからバチがあたったんですね。結局それ以降は、出会い系も気乗りせず、退会してしまいました。
考えてみれば、ネット上の情報なんて、いくらでも嘘を書けることくらいわかっていたはずなのに、浮かれ気分だった私はそういうリスクを全く考えていなかったのです。
自分自身が婚活目的じゃなく、エッチ目的で出会い系を利用していたことも大きいのかもしれませんが、素性がわからない相手と会うというのに、あまりにも情報を鵜呑みにしすぎていました。
会う前にもっと突っ込んで相手のことを知ろうとしたり、質問してみたりしておけば、まだよかったのかもしれません。
変な男と会わないための方法
最後になりますが、私は今回エッチ目的で出会い系を利用し、大変な目に合いました。出会い系を利用する際には、こんなことに注意してほしいです。
・相手のプロフィール情報を鵜呑みにしない
・メッセージのやり取りの中で相手について広く深く情報収集を
・実際に会うまで電話番号、ラインは教えない
これらは、エッチ目的だけでなく、婚活や恋活をする方にも当てはまる事項だと思います。実際に男性と会ってみて、びっくりということが起きないよう、注意してくださいね!私も気をつけます…。