「出会い系サイトはサクラがいるもんでしょ?」世間ではこの様に言われていますが、そもそもサクラの定義はどういったものだと解釈していますか?
本来の使い方であればサクラとは運営側が用意した女性スタッフ、もしくはそれに扮した会員ということになりますが、多くの方々は広い意味で出会えない女性としての「サクラ」を適用しています。
ここでは誤用も交えながら実際に存在する会員を紹介していきましょう。
目次
1.正しい意味でのサクラがいるのは悪質サイトだけ
優良出会い系サイトではサクラを用意する理由が全くありません、むしろ悪評判になり得るため、こうした話題に挙がらない様気を付けている出会い系サイトが殆どです。
悪質な出会い系サイトではアルバイトスタッフや社員へ会員とのメールを推奨しているわけですが、これは会員からのメール一通につき給与が変わる為です。
もしかしたら女性へのアルバイトとして男性とのメールで稼ぐ、メールレディなんて言葉を見たことがあるかもしれません。
こうした職種が存在するのは悪質サイトが存在する為です、女性アルバイトの方々は出会い系サイトだと知らずにこうした職種を選択してしまうこともありますが、男性会員は出会える場所だと信じてしまう為、こうした悪質なサイトが無くなりません。
1-2.メールサービス
実際には出会い系サイトではなくメールサービスと称してサービス提供をしている、という企業が多いですが…それを会員に説明せず利用規約に小さく書いているだけ、なんて事も儘あります。
メールサービスとは「運営スタッフ」が「会員」へメールを返信するサービスです。完全なサクラ(サクラサイト)かどうかを見分けるには利用規約を確認することです。
基本的にこのようなサービスだと利用規約に出しているところは悪質サイトだと確認することが出来ます。
寂しい人向けの確実にメールが返ってくる出会い系サイトに模したサイトであるという主張ですが、呼び込む広告には多少誇張されているものがあったりするので、注意が必要です。
1-3.自動でメールを送るBot
また、実際には活気が全然無い出会い系サイトでもサクラを置いておくことで活気を誤魔化している悪質な出会い系サイトも存在します。
良く言われているのが自動返信メールや会員登録してきた会員へ自動でメールを送るBotを設置している出会い系サイトなんかが該当しますが、これらを見抜く簡単な方法は「一通目が長文」「登録して間もないのに沢山メールが来た」なんて所です。
プロフィールに空欄が目立つ会員へいきなりメールを送ってくる女性は殆どいません、騙されないように心掛けましょう。
2.サクラとしては誤用。「他サイト誘導業者」
優良出会い系サイトで良く見かけるのは他の出会い系サイトへの誘導業者です。これらは優良サイトにとって悪いイメージしかありませんので積極的に排除される存在となります。
実際にワクワクメールやPCMAXといった最大手優良出会い系サイトでは自分のプロフィールの足跡欄に「〇〇さんは他サイト誘導業者なので書き込みが削除されました」という文章を確認する事が出来ます。
会員からの報告やスタッフ巡回によって厳しく取り締まられている為、サクラと称するのは誤用です、しかしながら出会えない会員アカウントとして知っておくのは良いかもしれませんね。
出会い系サイトは会員数の獲得が第一ですが、悪質サイトは大手から引っ張らないと会員が獲得できない現状がある為、こうした手法で会員を騙し取ろうとしています。
最近はLINEのIDを交換してLINE上で誘導しようとする業者が目立ちますが、こうした会員を見付けたら運営へ報告するのが良いでしょう。
3.サクラとはちょっと違うキャッシュバック目的の女性会員
現代社会において出会い系サイトは男性へのニーズが高く女性へのニーズは相対的に低いとされています。
どの様な女性でも楽しんで貰うためにはポイントシステムによってキャッシュバック等の楽しみを見つけて貰うという手法を取っている出会い系サイトは少なくありません。
これは優良出会い系サイトでも同様です、最も最近は現金ではなくコスメ品やブランド物といったアイテムとの交換が主流です。
難易度は高いのですがこうしたCB(キャッシュバッカー)との出会いは可能で、波長が合えば会ってみるという女性会員も少なからずいます。CB目的で始めてみたけれど、実際出会うって楽しいと感じる女性もいてもおかしくはありませんよね。
ただCBだけを楽しんでいる女性会員の特徴もあるのである程度回避する事が出来ます。「エロい写真を沢山挙げている」「メールのやり取りが長く出会おうとしない」「サイト内の通話を促してくる」といった点です。
まず男性会員にアルバムやプロフィールの写真を見てもらうといった点でもポイントが入るシステムがあり、これを利用して色々な写真や動画をあげている女性会員がいますが9割型CBです。
サイト内での通話も長く話せば長く話すほどにポイントが入るシステムになっているので、話したいという要望にはサイト内通話を促してきます。徹底している女性とは出会えない事が殆どですからあきらめるのが得策です。
見分け方としてはやはり写真や動画といった男性会員が閲覧するのにポイントを消費するコンテンツを沢山あげている会員がCBの可能性大であり、避けるべきでしょう。
普通に出会いたい女性は裸体やエロ動画をあげたりは殆どしません。
4.出会えない女性会員とのやり取りを回避する為には
本来の意味でのサクラはいませんが、誘導業者やキャッシュバック目的の女性会員というのは存在するのが優良出会い系サイトの弱点です。これらはある程度見抜く事が出来るのでしっかりと要点を抑えておきましょう。
「職業欄が人妻」「自撮りエロ写真が多数」「毎日掲示板へ書き込みしている」「中身のないメールが多い」「出会おうと一切しない」等…。人妻なんて言葉は誘導業者に良く見られるミスですが自分を人妻なんて言いません。
普通は主婦です、プロフィール欄が妙に充実しているのも怪しい項目ですが几帳面な正確な方もいますので決定的な項目ではありません。会話が噛み合わない場合もすぐにメールを打ち切るほうが良いかもしれませんね。
また実際のサクラを配備している可能性がある出会い系サイトは避ける事が大前提です。登録してすぐ多数の女性からのメールが来たサイトは大体悪質サイトですから利用しないことを強くお勧めします。
5.まとめ
ネットスラングとしてのサクラは現在広義で「出会えない女性会員」を指すことがあり、これらは回避する事が可能です。普通の女性会員は何処かへ誘導したりはしません、エロ写真やエロ動画をアップして身バレの危険性を上げたりもしません。
またサクラを配置している悪質サイトの特徴はやはり会員登録してすぐに女性からのメールが多数あるということ。こうした自体を避ける事で楽しい出会いを模索する事が出来るのです。
ちょっとしたリサーチで回避する事が出来る「出会えない女性」ですが、こうした一手間が無駄な時間とお金を使わずに済む方法として推奨できる事柄になります。